【第11回 ポートフォリオ制作】

ポートフォリオの制作過程


ポートフォリオに入れる素材を集め、整理します
スケッチなどの素材はスキャンし、リサーチした際の写真なども挿入しましょう。

見えるかたちで台割を考えていきます
どのページがどこに来るのか、全体では何ページになるのかを擬似的に組み立てる作業です。
ポートフォリオをめくったときに最初に結論をあらわすと良いでしょう。また、毎ページ同じところに固定の見出しがあると全体的にまとまりが出ます。

表紙は透けて見えても良いデザインに
半透明のA3ファイルにいれる場合は表紙が透けて見えます。透けても良い表紙を意識して作成しましょう。

生き物について挙げていったキーワードを参考に
ポートフォリオ作成時は、現物を手元に置いてプリントアウトしたものを重ねたりして貼るのもありです。



全体構成

やり方は、人それぞれですが、

1.表紙

2.中表紙

3.本編までの過程
各ページにヘッダー をつける
メインとなる絵を3分の2くらいでみせて、その下にコンセプト
作品を作るにあたっての素材、過程をみせる
キャラクター、ロゴマークがあれば作成の過程もみせる 手描きのスケッチもいれる 改訂案なども

4.本編について
見開き真ん中に動画のスクショ 下に説明
縦一例 スクショ 横に説明

5.最後
音について
どんなタイミングで どんな音 どんなイメージで入れたのか


を必ず踏まえて作成しましょう。


提出について

提出日: 7月26日(火) 授業開始時に回収
サイズ: A3 縦


ポートフォリオは今までやってきた作業の総まとめです。
自分が選んだ生き物が、どんな生き物でどんなことを知ってもらいたくて、作品のどんなところに力を入れて制作したのかがちゃんと伝わってくるようなものにしましょう👍🐟

【第10回 作品発表】

前半は先週に続いて発表です。

 

 

ポイント

「飽きさせない」

  • 生き物の動きに変化を持たせる(まばたきヒレ等)
  • きっかけ音(文字が出るときや画面転換の音)が単調にならないように気をつける

 

 

課題

先生からのアドバイスを踏まえてブラッシュアップを行って
本日7/5の23:59までに進捗をYou Tubeにアップロードしてください。

作品名は「学籍番号名前pr3」です。*1

 

 

来週

来週は、ポートフォリオ制作に向けての講義を行います。

今後就活等で使えるものになるよう、しっかり聞きましょう!

*1:例:1234567名前pr3

【第9回 作品発表】

今回は制作してきた作品を発表しました。




コマ数が多く滑らかなモーションの作品や、クイズ形式の作品、グラフィックが非常に丁寧な作品があり、それぞれ個性があり、比較的よかった印象です。

先生から頂いたアドバイ

  • 繰り返す場合には、アクセントをとなる音を入れる
  • 最後の音はフェードアウトさせる
  • 画面の半分以上は文字にしない
  • 袋文字は極力使わない
  • フォントは揃える(明朝・ゴシック)
  • 画面の切り替えに使う暗転は少し長めに
  • 説明が主とした動画は生き物に動きを加えることでアクセントがつく(瞬きをする・尻尾を動かす・ヒレが動く)


以上のアドバイスを踏まえ自分の作品を見直して、ブラッシュアップしていきましょう👍

【第8回 作品制作】

今回も動画制作を進めていきます。

f:id:cdesign2016:20160621105511j:plain

f:id:cdesign2016:20160621105507j:plain

f:id:cdesign2016:20160621105501j:plain

 

 

注意点のおさらい

  • Illustrator/Photoshopで素材を作る際は、アートボードサイズを動画と同じ1280*720に合わせてください。*1
  • 音楽含め著作権のついた素材は使わないでください。
  • バックアップはこまめにとること。最低2つは必要です。
  • 文字のフォントはなんとなく選ぶのではなく、作品のコンセプトに適したものを選択してください。

 

f:id:cdesign2016:20160621110955j:plain

f:id:cdesign2016:20160621112429j:plain

 

詳細は過去記事でも説明しています。

 

cdesign2016.hatenablog.com

 

 

作品提出について

6月27日(月) 24:00までに、作品を以下の条件でYouTubeにアップロードしてください。

  • 作品名:学籍番号名前pr2*2
  • 公開設定:限定公開

*1:16:9の比率です

*2:例:1234567千葉工大pr2

【第7回 作品制作】

 

 

プレミアを使った作品制作

今回もプレミアを使って制作していきます

 

f:id:cdesign2016:20160615121213j:plain

f:id:cdesign2016:20160615121215j:plain

ムービーを制作するにあたって

1秒あたり 30コマあるとなめらかに動きます

初めは15コマほどから作っていき徐々に増やしていくと良いでしょう

 

 

エフェクト応用編

クロスフェード

2つのクリップを用意し、ひとつをフェードアウトさせ、同じタイミングでもうひとつの方をフェードインさせます

 


MIRACLE VISUAL STATIONの静止画クロスフェード再生

 

合成

不透明度を下げた動画クリップを他のクリップと重ねることで合成をすることができ、さらに不透明度の値を変化させることで動きのある表現になります

 

 

f:id:cdesign2016:20160615121133j:plain

f:id:cdesign2016:20160615121153j:plain

 

💡 youtubeに動画を挙げる際『限定公開』にするのを忘れずに

 

 

 

 

 

 

 

【第6回 特別講義-動画制作-】

今回は特別講師として小柳淳嗣先生に来ていただきました。

 

KOYANAGI Junji 小柳淳嗣

f:id:cdesign2016:20160613234554j:plain

北海道札幌市出身。
武蔵野美術大学大学院デザイン専攻映像コース修了。
武蔵野美術大学非常勤講師。

映像作品から制作活動を始め、その延長として音、メディアアート作品等の制作も行う。音と映像による表現を中心に据え、 それらによる空間構成、環境設計をコンセプトに活動を展開している。
また、イベントの主催、会場演出、music videoの制作なども行っている。

koyanagi.celescape.org

 

 

 Adobe Premiereでの動画制作

今回はYou Tubeに適した動画を前提としています。

新規プロジェクトを立ち上げる

Premiereを起動させると、新規プロジェクトを立ち上げる画面が現れます。

今回はそのままの設定で大丈夫です。

 

シーケンス設定

メニューバーから「シーケンス」→「シーケンス設定」を選択し、

以下のように設定します。

 

f:id:cdesign2016:20160614010808p:plain

 

素材を読み込む

Premiereの操作画面は4つのブロックに分かれています。

 

f:id:cdesign2016:20160614010337p:plain

 

左下のブロックの「シーケンス」から、素材ファイルを読み込みます。

Aiファイルも読み込めますが、レイヤーが結合されてしまうので画像ファイルとして保存した上で読み込みましょう。

オススメの形式はPNG24です。

 

素材を編集する

読み込んだ素材は、右下のブロックの「シーケンス」にドラッグアンドドロップすることで配置できます。

タイムラインの「V」 は映像、「A」は音声を示しています。

上に配置されたトラックが、画面上で手前に表示されます。

 

機能説明
レーザーツール

f:id:cdesign2016:20160614010457p:plain

トラックを分割することができます

プレビュー

キーボードのスペースキーで動画をプレビューします

 

トラックを編集する

トラックを選択したあと、左上のブロックの「エフェクトコントロール」から、トラックを編集することができます。

 

f:id:cdesign2016:20160614010911p:plain

 

フェードイン/フェードアウト

変化を開始したい時点と変化を完了させたい時点で不透明の値を変更するとタイムライン上にキーフレームができ、フェードイン・アウトを作成できます。

素材を動かす

「モーション」▼「位置」のx座標/y座標の値を変更することで素材の位置を変える事ができます。

さらに時点を選択しキーフレームをつくることで動きが作成できます。

 

動画を書き出す

「ファイル」→「書き出し」から動画を書き出します。

今回はAFF形式を指定してください。*1

 

 

You Tube公開上の注意

You Tubeに公開するときは、必ず「限定公開」にしてくださいね。

*1:AAFは非圧縮で保存できるファイル形式です。

【第5回 素材制作】


来週のプレミアを使った動画編集作業にむけて、各素材を制作します



素材


  • 手描きのイラストレーションによるアニメーション
  • イラストレーターでつくるアニメーション
  • 背景
  • テキストデータ(タイトルや説明など)
  • 音データ(BGM、きっかけ音)はスマートフォンやビデオカメラなどで録る


f:id:cdesign2016:20160606223439j:image


イラレに直接絵コンテをつくるのも良いですね

f:id:cdesign2016:20160606223434j:image


f:id:cdesign2016:20160606223416j:image

f:id:cdesign2016:20160606223408j:image

f:id:cdesign2016:20160606223355j:image 

f:id:cdesign2016:20160606223344j:image


ポイント

文字打ちの時間は勿体無いので 出来るだけテキストは考えておきましょう👍