【第4回 絵コンテ・プロトタイプ制作】
今回は、作った絵コンテから素材を制作していきます。
必要な素材は
- イラスト
- 背景
- 文字
- 音
の三種類です。
まずは手描きした素材をスマホ等でコマ撮りして構造や動きを確認
その上でイラストを制作していくと◎
Illustratorで作業する場合はアートボードサイズを動画の解像度にあわせてください。
イラスト・背景
動きの表現は、1秒間に5〜6コマを目安に作成してください。
Illustratorのアンカーポイントが上手く扱えない人は、手書きしたものを取り込み、パス化する方法が効率的です。
表現スタイルは個々のコンセプトに合わせたものを選択してください。
(手描きも可です)
文字
プレミア等の動画編集ソフトは上でも文字入力はできますが、後々扱いづらい素材となるのでIllustratorや手描きで作成しましょう。
動画内のフォント数は1種類が好ましいです。
また、黒い文字よりも白抜きや淡い色の文字を用いることでより観やすい文字となります。
さらに文字素材をオリジナルのものにすると、作品の世界観に深みが増します。
タイトルロゴのみでも自作してみるといいかもしれませんね◎
音(BGM・きっかけ音)
音も意識的につかってみましょう。
BGMはむやみに使えばよいというものでもありません。作品の雰囲気・テンポ等を意識して効果を生むものを使いましょう。
きっかけ音は、画面転換やアクションが起きるときに使われる音です。
スマートフォンの録音機能や動画機能を使って、是非自分でサンプリングしてみてください。
またインターネット上にある音素材を使用する場合は著作権に抵触しないフリーの音素材を利用して下さい。
注意
動画製作時にFlashは使わないようにしてください。
Flash動画は動画再生時に様々なデバイス上での環境が整わないと再現できないためです。
来週までに
- 水彩等で表現したい人は画材を用意してくる
- 音データも録音しておく(学校では取れない音もあるため)
オススメのペーパーパッド
トレーシングペーパーとしても使用できます。
【第3回 絵コンテ作成】
【第1回 情報の立体化構造化】
調査を終え、今週から作業が始まりました。
水族園で収集してきた資料をもとに情報を書き出し、関連付けていきます。
さらさらと書けるフェルトペンなどの筆記具で作業すると◎
↑提出していただいたレポート
写真や動画などの生のデータ、体長や泳ぐスピードなどの数値データなども積極的に取り入れるといいですね。
この段階では対象を一つに絞る必要はありません。自分なりの尺度で情報を構造化していきましょう。
今日の優秀賞